スノーピーク「ローカル ウェア 岩手」老舗染物店の藍染による半纏&法被の現代風ワークウェア
スノーピーク(Snow Peak)が「ローカル ウェア 岩手(LOCAL WEAR IWATE)」を2019年6月28日(金)から一部直営店舗で発売する。
「ローカル ウェア (LOCAL WEAR)」は、プロジェクトごとに地方地産を限定し、その土地ならではの技術に特化して、その土地で働く人のためのワークウェアを作る。第1弾の「ローカル ウェア 新潟(LOCAL WEAR NIIGATA)」では、佐渡に根付く仕事に注目した服を製作した。
そして第2弾では、舞台を岩手に移し、岩手の伝統芸能「鹿踊り」や祭をモチーフにした衣装を京屋染物店と共同して仕立て上げた。京屋染物店は、デザインから染め、縫製までも一貫して行える、岩手で100年以上の歴史をもつ老舗染物店だ。染物を通じた日本文化の継承と最新の技術を組み合わせた、新たな可能性の創出を目指している。
ラインナップは、「昔シリーズ」と「現代シリーズ」の2種類。両シリーズの図柄は、自然への敬意をテーマにした「NIHON Batik」「山脈」で、藍色と白のみで日本の景色や風土などを抽象化して表現している。
「昔シリーズ」では、岩手の伝統的な芸能や祭で着用されていた衣装の世界観を落とし込んだ。「ハンテン(HANTEN)」と「ハッピ ベスト(HAPPI VEST)」は、まさに”ローカル”な祭を思い出すデザインとなっている。「ハッピ ベスト」は、”裂織(さっこら)”という傷んだり、不要になったりした布を細かく裂いて織り上げられた。