H.モーザー ベンチャー トゥールビヨン サファイア 2802-1000

H.モーザー ベンチャー トゥールビヨン サファイア 2802-1000

Ref.:2802-1000
ケース径:41.5mm
ケース厚:15.6mm
ケース素材:サファイア(全体に少しずつ色合いの異なる264個のバゲットカット サファイアをフルセッティング/8.12カラット)
ストラップ:手縫いのブラックアリゲーター、18K ゴールドのピンバックル
ムーブメント:自動巻き(ラチェット式両方向)、Cal.HMC 802(自社製)、約3日間パワーリザーブ、毎時21,600振動、29石、18K ゴールド製ローター、H. Moser & Cie. ロゴの刻印
仕様:時・分表示、カーブをつけたサファイアクリスタル、シースルー サファイア ケースバック、「M」で装飾されたサファイア リュウズ、リーフ型針、6時位置にスケルトン ブリッジを備えた交換式ミニッツ・トゥールビヨン
限定:ユニークピース

H. モーザーは、ルネッサンス期の画家さながらの巧みな色使いで、ベンチャー トゥールビヨン サファイアのダイアルにふさわしい最もすばらしいサファイアを厳選してセッティングし、そのカラーの違いを巧みに利用して名高いフュメを再現したユニークピースに仕上げました。バゲットカットを施したサファイアのダイアルに拝されたミニッツ・トゥールビヨンは、トゥールビヨン ケースの中にダイブするような印象を与えます。

 高度な技術によるムーブメント、HMC 802 自動巻キャリバーは、精度と等時性を大きく向上させる自社製シュトラウマン®・ダブルヘアスプリング、単なるトゥールビヨンを超えて時間の歴史の一部となった交換可能なモジュール型トゥールビヨンを備えています。

 豪華なクリアブルーに包まれたベンチャー トゥールビヨン サファイアはユニークピースです。疑う余地のない H. モーザースタイルの高級時計です。

オメガ デ・ヴィル トレゾア 125周年記念モデル LLCF032.AC.AG1

オメガ デ・ヴィル トレゾア 125周年記念モデル LLCF032.AC.AG1

Ref.:LLCF032.AC.AG1
ケース径:40mm
ケース素材:18Kイエローゴールド
ストラップ:バーガンディカラーのレザー 防水性:30m
ムーブメント:手巻き、Cal. 8929(オメガ初の手巻きマスタークロノメーター ムーブメント)、クロノメーター、72時間パワーリザーブ
仕様:5年保証、ケースバックにレッドエナメルが塗布された18Kイエローゴールド製アニバーサリーメダリオンがセット 限定:オメガブティック限定商品

125周年記念モデルと革新的ムーブメントの復刻

  このイベントでは2つの新作モデルが初お披露目となりました。その1つが「デ・ヴィル トレゾア125周年記念モデル」です。18Kイエローゴールドのケースに、バーガンディのレザーストラップと、アイコニックなオメガのブランドカラーからインスピレーションを得たレッド エナメルダイアルを組み合わせたタイムピースです。そしてオメガが腕時計のダイアルにレッドエナメルを採用するのは初めてです。ケースバックには、125周年を記念してメダリオンがセットされ、その周りにはダマスキンとして知られる装飾的なエングレーブが施されています。この渦巻き状のデザインは、アメリカで絶大な人気を誇っていたオリジナルの19 ライン “オメガ” キャリバーに採用されていたものと同じです。そして注目すべきはこのモデルが、オメガ初の手巻きマスター クロノメーター ムーブメントを搭載しているということです。まさに内部、外部ともに魅力的なタイムピースと言えるでしょう。

  2つ目のモデルは、19ライン “オメガ“ キャリバーに新たな命が吹き込まれた復刻版です。

オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク エクストラシン 15202ST デザインの力強さは素晴らしいが、実用性には少しマイナスポイントが・・・

オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク エクストラシン 15202ST デザインの力強さは素晴らしいが、実用性には少しマイナスポイントが・・・

さて、今回の「時紡ぎ」はオーデマ・ピゲ ロイヤルオーク エクストラシン 15202STです!!

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ロイヤル・オーク1stの血統を継承したこのモデルは、オリジナルモデルでジェンタ氏が頭の中に思い描いたデザインをほぼ忠実に再現したモデルです。

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(上の画像は初代ロイヤル・オーク5402STです)

薄型、2針、そして研磨処理によって再現された立体感など、その特徴をきっちりと踏襲しており、そして細部の仕上げなどは現代スタンダードへとアップグレードされています。

究極の雲上ステンレス、15202STを実際に使用してみた感触はどうでしょうか?

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一応、マットに近い質感の文字盤なのですが、視認性に関してはパテック・フィリップのノーチラスと比べるとはるかに劣ります。

文字盤と風防の間隔が狭く、光の反射はある程度抑えられているはずなのですが、風防のクリスタルが結構豪快に光をはね返しします。

あるネットの情報では無反射コーティングが採用されているのではという記述がありましたが、おそらく施されているとしても風防の裏面だけ、反射抑制にはあまり役立っていない印象です。

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暗所での視認性に関しては、一応針とインデックスに夜光塗料が施されていますが、やはり力が弱いムーブメントに合わせて細い針を採用、それを無理やり広げて夜光塗料を載せたからか針の太さにも限界があり、暗闇の中で細くうっすらと光っている程度・・・

まあ、見えないことはないですが、とても良好とは言えません。

インデックスも針のデザインに合わせて細いので、これまたうっすらと見える程度です。

視認性に関してはノーチラスに劣ると言わざるを得ません。

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ただ、素晴らしいのが自動巻ムーブメントを載せていながらもこの薄さ・・・ゼンマイを巻き上げる半円形のおもりであるローターをムーブメントの上にかぶせておきながらも、厚さ8.1mmというのは驚異ですね。

この薄さのおかげで・・・

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見た目の角ばったシェイプほどは着け心地が悪くない・・・むしろ良好な部類に入るのは本当に素晴らしいと思います。

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ただ、やはりブレスレットがシェイプ的に角ばっているため、その着け心地には「荒さ」を感じます。

可動部にはきっちりと仕上げが施されていて、ブレスレットの動き自体は滑らかなものの、エッジが角ばっており、それがまるで打ち出したコンクリートを腕に巻いているかのような荒い感触を伝えてきます。

メジャー・ラインの15300STや15400STと比べると、まだまろやかな着け心地なのですが、この装着感においても実用重視のパテック・フィリップノーチラスの方が優れていると思えます。

カルティエ パシャ 38MM グリッド W3104055 完全にデザイン優先!! 鬼使いにくいリューズ!!

カルティエ パシャ 38MM グリッド W3104055 完全にデザイン優先!! 鬼使いにくいリューズ!!

仕様:ステンレススチールケース&革ベルト、自動巻ムーブメントCal.191(ベース:ジラール・ペルゴ社Cal.3100:パワーリザーブ約50時間)、サファイアクリスタル風防、防水性:100m防水、シルバーギョーシェ文字盤(日付表示、夜光塗料インデックス&針)、

サイズ:ケース横38.0mm、厚み約11.0mm

生産終了品

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今回のインプレッションは前回に引き続き、カルティエのパシャ38mm・グリッドです!

定番と言われながらも、かなりデザインの推しが強い時計ですが・・・

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実用面ではからっきしの不思議定番時計なのです。

正直、定番で実用性がないなんてそんなことがあるのかと思うのですが、これまた事実(笑)

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まずナメているのがこのリューズ(笑) いや、青い人口宝石(スピネル)がついたリューズカバー自体はいいんですよ。

額面通りに受け取っていいのかどうかわからないけど、一応100m防水を達成しています。

でも、このリューズをくるくると回すと現れるのは・・・

IWC マーク18 プティ・プランス 現代の日常ユースの時計としてはほぼ理想形のモデル

IWC マーク18 プティ・プランス 現代の日常ユースの時計としてはほぼ理想形のモデル

仕様:ステンレススチールケース&ブレスレット、自動巻きムーブメントCal.30110(ベースムーブメント:ETA2892-A2)、パワーリザーブ42時間)、サファイアクリスタル風防、防水性:60m防水、ブルー文字盤(夜光塗料インデックス&針、軟鉄製耐磁文字盤)

サイズ:ケース横40.5mm、厚み約11.0mm

定価:61万0200円

今だからこの時計について書きたかった!! そんな時計です、マーク18は。

本当によくできた時計であり、それは使っていると肌で感じることができる・・・本当に実感できるものなんですね。

(出典元:startimesupply

今からもう10年以上前に本来ならばETAムーブメントの供給は止まっているはずでした。

ところが業界から猛烈な反発に遭ってしまい、2020年まで供給するわとか言い出す始末・・・

実は業界では嫌われ者のETA社だとか・・・。

そんな中でIWCはいち早くセリタを新たなムーブメント供給源として確保。

高級ラインには自社ムーブメント、そしてスタンダードラインにはETAかセリタのチューニングムーブメントという2層展開にさっさと切り替えました。

当時は周囲からやれ「IWCもとうとうETAポンで荒稼ぎを始めた」だとか「IWCは普通の時計ブランドに成り下がった」だとか散々言われていましたが、当のIWCは実際そんなこと夢にも考えてなかったのかもしれません(笑)

「え? いい時計作ればいいんでしょ? だからさっさと安定した供給源を見つけたんだけど・・・・それが何か?」ってなもんで(笑)案外冷静に対処したのかもしれませんね。

IWCは自分たちが技術屋だって絶対的な自信を持っているし、ETAポンだと揶揄されているマークシリーズに搭載されているCal.30110だって、元はETA2892-A2・・・IWCがETAに散々ギャンギャン注文つけて改良させた隅々までよく知っているムーブメントです。